美容整形の手術後のダウンタイムの意味とは?過ごし方は?

ガーゼ包帯が巻かれた手

美容整形の世界では「ダウンタイム」という言葉がよく使われます。しかし、業界以外の人がダウンタイムと聞いても「?」意味不明です。

そこで、電子辞書の三省堂のスーパー大辞林で「ダウンタイム」と検索すると、このように出てきました。

ダウンタイム(down time)

(1)機械の故障や整備などで従業員が就労できなかった時間。休止時間。

(2)コンピューターが故障で機能しなかった時間。故障時間

本来、ダウンタイムという言葉は機械やコンピューター業界で使われている言葉のようです。

医療の世界でも「ダウンタイム」という言葉は普通に使われていますから、転用されるようになったと考えられます。

Contents

美容整形のダウンタイム

美容整形クリニックの世界では、必ずと言っていいほど「ダウンタイム」という言葉が使われています。美容整形の業界では、ダウンタイムはこのような意味で使われています。

ダウンタイム(美容整形)

ダウンタイムとは患者が顔や体の美容整形手術を受けて、施術後から回復するまでの期間を意味します。

特に顔の整形後、術後の腫れ、むくみ、内出血、アザができるため、施術箇所が回復して日常生活に戻ることができるまで日数が必要です。

簡単な施術の場合、ダウンタイムが短くなる傾向があり、大掛かりな美容整形手術ともなると、それだけダウンタイムが長くなります。例えば、女性が美容整形クリニックで豊胸手術を受けると、ダウンタイムは約1ヶ月ほどのようです。

包茎手術後、ナイロン糸で縫合したならば、2週間ほどで抜糸します。場所的に外見から手術した事は絶対にバレません。

抜糸できるまでは、体に負担を与えるような運動、重労働、バイクや自転車の振動は禁物です。術後1ヶ月もすれば、患部が安定してキレイになってきます。これまでの期間がダウンタイムです。

ダウンタイム期間中

手術で患部にメスが入っているわけですから、術後、体は自動的に傷口を元に戻すように治していきます。

術後、1~2日

傷の縁から細胞の増殖が始まります。

術後、1週間前後

表皮が傷の縁を覆い、傷口が繋がります。

術後、10~15日後

傷口が安定してきます。

術後、数週間~数ヶ月

皮膚の周りが赤くなったり、硬化が見られます。

術後、6ヶ月~1年後

傷口が柔らかくなり、正常な皮膚との違いが分からなくなります。

ダウンタイムの過ごし方

ダウンタイム期間中の過ごし方によって、ダウンタイムの長期化を防ぐことができます。

ダウンタイムの期間中、体温が上がるような生活は避けた方がいいと言われます。これは、医師やカウンセラーから話があります。

激しい運動、長時間の運動、長い入浴、飲酒等が該当します。

これらによって、体内の血流が良くなります。

健康維持のためには体温を上げて、体内の血流を良くすることは、むしろ好ましいこと。

しかし、術後となると話はまったく別。

術後、体温が上昇して血流が良くなると、患部の腫れが収まりにくくなります。

やはり、術後のダウンタイム期間中は「安静」が一番。

もし、何か心配な事があれば、手術を受けたクリニックに電話して、患部の状況を報告することです。どの包茎クリニックや美容整形外科もアフターケア用の電話窓口が設けられています。その後、担当医の指示に従ってください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする