男性が子供の頃、このような話を周りから耳にしていると思います。
「ミミズにオシッコをかけると、男性シンボルが腫れる。」
子供心になぜ?と思いませんでしたか?
管理人の私は、「ミミズにオシッコをかけると罰が当たるのかな?」と漠然と思った記憶があります。
これは本当なのでしょうか?
そして、その背景には何があるのでしょうか?
Contents
ミミズとおしっこの関係
真性包茎(しんせいほうけい)や仮性包茎(かせいほうけい)の子供がミミズにオシッコをかけるシーンを想像してみてください。
1、子供が土いじりをしながらミミズを探しています。
2、この時、小枝などを使って土を掘ります。
3、ミミズが見つかって、子供はミミズを手に取ります。
4、子供は土や小枝、ミミズを触って汚れた手でミミズに排尿します。
5、多くの子供は真性包茎ですから、尿がまっすぐ飛びません。
6、そこで、子供は汚れた手でシンボルの先を持ち、尿の方向を修正します。
7、この時、手に付着している雑菌がシンボルの包皮内に入ります。
8、このままだと、細菌が包皮内で繁殖して亀頭包皮炎になります。
「ミミズにオシッコをかけると、男性シンボルが腫れる。」は本当だった。
迷信でも都市伝説でもなかった
「ミミズにオシッコをかけると、男性シンボルが腫れる。」
この言い伝えは、実は昔から真実であったのです。
遠い昔、ミミズにオシッコをかけると、男性シンボルが腫れてしまう男の子達が多かったに違いありません。医学が発達していなかった時代、感染症の仕組みが解明されていませんでした。
子供が友達同士で土いじりをしてミミズを見つけて、汚れた手で排尿する時、細菌が男性シンボルの包皮内に入ってしまいます。
その後、シンボルをきちんと洗わないため、細菌感染してシンボルが腫れてしまったのです。
だからこそ、何代もにわたって人から人に口づてに
「ミミズにオシッコで男性シンボルが腫れる説」
が伝えられてきたと考えて間違いありません。
土遊びをして排尿した子供の手をきちんと洗い、男性シンボルの包皮を剥いて洗うことで、感染症を防ぐことができるのです。
ミミズの大切さの教え
もう1点、これは管理人の独断と偏見の考えです。
ミミズは土の神とも考えられていて、日本国内にはミミズが御神体の神社があります。
ミミズは土中の有機物や微生物を食べて体内で消化分解し、糞を排泄します。その糞が土の良質な肥料になります。農業の世界ではミミズが益虫なのはこれが理由です。
家庭の庭やベランダのガーデニングで、土に野菜や果物の残飯を乗せるだけで、食欲旺盛なミミズ達がこれらを食べて分解してくれます。
これを繰り返すことで、柔らかで良質な土となり、庭の野菜や果物がグングン成長します。
言い換えますと、ミミズが生息しない土壌はやせているのです。
更に、ミミズが土の中で動き回ることで、土が柔らかくなり空気を取り込みやすくなります。言わば、ミミズは自然界の全自動トラクターです。
遠い昔、農作物を育てる農家の方々は、ミミズが豊かな大地と農作物を育てる一翼を担っていることを経験として知っていたに違いありません。
だからこそ、昔の日本人はミミズを大切に思い、
「ミミズにオシッコをかけると男性シンボルが腫れる」
という言い伝えを子供達に教えることで、ミミズを粗末に扱わないように戒めていたのではと思うのです。
私たちが食べる野菜や果物はミミズのおかげと言っても過言ではないですね。