包茎手術には環状切開法、亀頭直下埋没法、複合曲線作図法といった手術の方法に違いがあり、術後の仕上がりがキレイになる手術ほど時間がかかります。
一般的な環状切開法や亀頭直下埋没法であれば、外科手術の中で包茎手術は比較的、短時間で終了する治療に入ります。
全身麻酔で時間を要する大手術ともなると、各種大掛かりな医療機器が必要になります。大学附属病院の手術室ともなると、最新鋭の医療機器とPCモニターが並んでいます。
その点、包茎手術は局所麻酔で短時間で終わる手術ですから、各種大掛かりな医療機器は必要ありません。よって、大きな手術室は必要無いということです。
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包茎手術クリニックの立地条件
包茎手術クリニックは北は北海道、南は九州、沖縄県まで交通の便がいい場所、人が集まる主要駅の周辺に院を構えていることが多い傾向があります。
中には例外もあって、東京ノーストクリニックの郡山院はJR郡山駅から位置的に離れています。郡山駅から徒歩で郡山院へ向かうのは現実的ではありません。
しかし地方圏では、多くの人の日常の足が自動車やバイクですから、クリニックが主要駅から少々離れていても大きな問題ではないと思われます。
なお、地方圏の場合、クリニックや周辺に駐車場があるかどうか確認しておきたい。Googleストリートビューでもクリニック周辺を確認できますけど、ストリートビューの画像は最新情報ではありません。
やはり、包茎手術を受ける日程が決まったら、クリニックに駐車場を確認しておいた方が確実です。あと、手術後のバイクの運転は禁止しているクリニックがほとんどですから、この点も要確認ですね。
包茎手術クリニックが入居しているビル
包茎手術クリニックが入居している商業ビルは比較的、こじんまりとした物件が多い傾向があります。これは、冒頭で書いたとおり、包茎手術は大掛かりな医療機器や手術室が必要ないからだと推測されます。
これは患者さんにとっては無関心な事かもしれませんけど、新たにクリニックを開院する場合、オフィスと違って初期投資の額が大きくなるのは間違いないと思います。手術室用の空調機や殺菌装置、医療器具は安全性と信頼性が最優先することもあって特殊です。
しかも、包茎手術クリニックが入居している商業ビルの多くは、全国の各線、主要駅から概ね徒歩5~10分以内に立地しています。ビルの築年数にもよりますけど、立地条件がいい物件はそれだけ賃料も高くなります。
会計の内訳として、固定費と変動費の2つがあります。ビルの賃料は会計上、固定費に入ります。これは、月々の固定費として払わなければならない経費。更に広告費や医師の人件費、光熱費等の経費がかかります。
つまり、安売りしている包茎手術クリニックは経営上、無理が生じるのは想像に難くありません。ここで、薄利多売でもいいのでは?と思うかもしれません。
しかし、医師が人体に麻酔を打ち、メスを入れる手術は一つ一つ慎重で確実な技術が求められます。手術は同じ物を大量生産する製造業とは世界が違います。
素人が想像しても、1人の医師が日々、多くの患者さんを片っ端から手術するなんてどこかに無理があると思います。
なお例外として、総合美容クリニックが美容整形や痩身、脱毛、薄毛治療(AGA, FAGA治療)等を行っている場合、包茎手術は診療科目の中の1つという位置付けになります。
この場合、包茎手術だけが診療科目ではありませんから、相場より少々安い費用で手術を行っているクリニックもあります。
本田ヒルズタワークリニック
本田ヒルズタワークリニックは包茎手術で広く知られていることもあって、多くの患者さんを集めている包茎手術クリニックの1つ。
本田ヒルズタワークリニックは男性シンボルの治療だけではなく、女性の整形治療も行っています。単純に患者数が倍と考えると、それなりのクリニックの規模が必要なのでしょう。
本田ヒルズタワークリニックのグループの中には、スペースに余裕がある商業ビルに入居しているケースがあります。
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