コンビニの窓側に並べられている男性雑誌の裏表紙には、よく男性シンボル増大サプリメントの広告が掲載されています。広告は赤や黄色、黒の強いコントラストでデザインされています。
あたかも力強く、効果がありそうな広告デザインでイメージ効果を高めています。
では、このような男性シンボル増大サプリメントでシンボルが増大し、太く大きくなるのでしょうか。ここが男性の大きく気になる点。
増大サプリメントの効果は本当なのでしょうか?それとも嘘なのでしょうか?
Contents
男性シンボル増大薬は存在しない
海外の医薬品メーカーの上位として、ロッシュ(スイス)、ファイザー(米国)、ノバルティス(スイス)、メルク(米国)、サノフィ(フランス)、GSK(イギリス)、ジョンソン&ジョンソン(米国)、アッヴィ(米国)、ギリアド(米国)、イーライリリー(米国)等が挙げられます。
米国のファイザー製薬という会社名を聞いたことがあると思います。
ファイザー製薬の2017年の売上高は約525億ドル。1ドル110円で換算しますと、5兆7,750億円。研究開発費は毎年9,000億円とも言われます。
日本の医薬品メーカーの上位として、武田薬品工業、アステラス製薬、大塚HD、第一三共、エーザイ、中外製薬、田辺三菱製薬、大日本住友製薬、協和発酵キリン、塩野義製薬、大正製薬、小野薬品工業等が挙げられます。
タケダでおなじみの武田薬品工業の売上高は連結で約1兆8,000億円。
医薬品メーカーの数は日本を含めて非常に多く、上位メーカーともなると売上高が巨額です。
ところが、日本でも海外でも男性シンボル増大薬を製造販売している医薬品メーカーは1社も存在しません。
えっ? ED治療薬ですか?
ED治療薬は世界で大ヒットの医薬品。
ED治療薬は医師が処方する治療薬ですから、薬でシンボルが増大するわけではありません。ED治療薬は、あくまで男性シンボルを元気にするED治療薬。
つまり、男性シンボルを増大させるような作用が期待できる医薬品は、この世に存在しないのです。
じゃ、男性シンボル増大サプリメントって何?となります。
そもそも、医薬品は製薬メーカーが基礎研究からスタートし、非臨床試験、臨床試験、厚生労働省の承認を受けた後、医薬品として販売が可能になります。医薬品の開発期間は10年ほどは必要とされ、開発費は数百億円とも言われます。
実際、厚生労働省の承認を受けることができる医薬品は、開発品の中のほんの一部。数万に1つという厳しい世界なのです。
もし、男性シンボルの増大効果が期待できる医薬品が開発されたら、医薬品メーカーは世界中で大儲けできるはず。ED治療薬のようにニーズがあるのは間違いありません。
そこで、医薬品メーカーは経営資源を増大薬の開発に投下し、必死になって医薬品を開発するはずです。
ところが、・・・そのような医薬品は存在しないのです。
化学のエキスパート集団と高い製薬技術、組織力、研究設備、資金力が整っている医薬品メーカーでさえ、男性シンボル増大薬を製造販売していないのです。
これが答えではないでしょうか?
男性シンボル増大サプリメントとは?
男性シンボル増大サプリメントの成分として、亜鉛、マカ、すっぽん末、高麗人参、ガラナ、トナカイ角、各種ビタミン等が配合されています。
元気の元として理解する
男性シンボル増大サプリメントの効果については何とも言えませんし「?」です。ただ、「増大」という言葉を使うことには抵抗を感じます。
ちなみに話が脱線しますけど、女性用の「豊胸サプリメント」という製品があります。女性の悩みの1つはバスト。
【豊胸サプリなど整形無しで胸を大きくすることはできますか?】
プエラリアは女性ホルモンに類似した成分。豊胸サプリメントに配合されているタイ王国原産のプエラリアが乳房に作用して、胸を大きくするという理屈です。
医師の見解として、豊胸サプリメントで胸が大きくなったとしても、0.1カップも変わらないようです。もしくは、ほとんど変わらないようです。
男性のシンボルも女性のシンボルも、サプリメントの摂取で大きくなるほど簡単なものではないと考えたい。
何も当サイトは男性シンボル増大サプリメントをディスっているわけではありません。しかし、やはり「増大」という表現はどうだろう?と思うのです。
元気の元として摂取
男性シンボル増大サプリメントを飲み続けることで、元気のサポートは期待できるという製品ではないでしょうか。
言わば、男性シンボル増大サプリメントは「元気の元」という立ち位置です。
例えば、すっぽんは昔から滋養強壮剤として知られています。
すっぽんを主成分とするサプリメントは数多く、愛用者も多いと思います。実際、スッポン料理はカロリーが低く、男性女性を問わず滋養強壮、美肌効果が期待できます。
すっぽん料理は鶏肉のようにクセが無くてあっさりしていることから、食通はすっぽん料理が欠かせないようです。
スッポン料理は高級食品というイメージがあり、あまり一般的ではありません。「すっぽん」は高級食材「うなぎ」とは違い、生育に年数がかかります。すっぽんの飼育は大変なようです。
しかし、スッポンを養殖している生産地では、3~4人でスッポン料理店に行けば、リーズナブルな価格でスッポン料理を堪能することができます。
ちなみに、静岡県浜松市の弁天島なんて秘境的なスッポン料理の穴場。
話が脱線しましたが、スッポン成分が配合されているサプリメントと男性シンボル増大サプリは同列の製品と理解すればいいのではないでしょうか。
男性シンボル増大サプリメント
各男性シンボル増大サプリメントメーカーの公式サイト(販売ページ)を閲覧しますと、
「男の自信」
「みなぎる活力」
「女が満足」
「巡り」
「精力的」
「男の限界突破」
等の大きな文字が踊り、派手なグラフィックデザインで男性シンボルをイメージさせるようなページ作りになっています。
販売ページに短くて、力強いキャッチコピーを散りばめることで、漠然と
効くのでは?
効果があるのでは?
と想像させるような販売ページです。男性の感情に訴えるようなページは、ある意味デザイン性が高いと思います。
販売ページのデザインが効果的とも言えます。
薬機法(旧薬事法)が厳しくサプリメントの業界を規制していますから、当然と言えば当然ですが。
増大なら長茎術
男性シンボルの増大を希望するなら、長茎手術。
包茎クリニックの中には、診療科目の中に長茎術を掲げているクリニックがあります。手術を受けることで、平常時のシンボルは個人差があるものの、2cm以上は確実に長くすることができます。
[関連記事]
売れ筋、男性シンボル増大サプリメント
あくまで男性シンボル増大サプリメントは滋養強壮剤としてのサプリメントと解釈すれば、上手に付き合っていくことができる製品ではないでしょうか。スッポン・サプリメントと同様に。
[男性シンボル増大サプリメント(滋養強壮剤)]